物を持ち上げた時、物を拾おうと前屈みになった時、くしゃみをした時などに突然腰にピキッと痛みが走り動けなくなってしまったことはありませんか?
ギックリ腰を経験した方ならご存知だと思いますが、通常ギックリ腰を起こしてから1、2週間すると痛みも落ち着き日常生活も普段通りに過ごせるようになるのですが、この1、2週間の間は本当に痛みが強く、ベッドから起き上がる事や椅子から立ち上がる時や、症状がひどい人は普通に歩くことさえできない状態になってしまいます。
そんなギックリ腰になりたくない、もうあの激痛を二度と味わいたくない、と思う方が多いと思いますので今回皆様に、
ギックリ腰の原因をお伝えしたいと思います。
ギックリ腰の原因
ギックリ腰には大きく三つの要因が考えられます。
それは筋・骨格系、内臓、精神の三つが大きく関与しているのです。
筋・骨格系
まず最初に筋・骨格系は皆様が一番想像がしやすいもので、物を持ち上げた時や物を拾おうと前に屈んだ時に繰り返し腰の筋肉に負担がかかり、腰の筋肉の許容範囲を超えた時にピキッとギックリ腰になります。
これがいわゆる皆様が一番想像しやすい筋・骨格系が原因のギックリ腰です。
ここから皆様があまり聞きなれない内臓と精神からくるギックリ腰について説明をさせて頂きたいと思います。
内臓
ギックリ腰は基本的に夏の暑い時期に比べて12月〜2月の寒い時期にとても発症しやすいと言われています。
人間の体は気温が寒くなるにつれて筋肉を縮ませて熱を発生させようとするので筋肉が固まりやすくなるのです。
ですが、一昨年の夏は例年よりギックリ腰になった方々が統計的にものすごく多かったというデータがありました。
それはなぜかと言いますと一昨年の夏はものすごい猛暑でキンキンに冷えた飲み物が大量に売れ多くの人がいつも以上に冷たい飲み物を大量に飲まれたそうです。
そしてその冷えた飲み物を大量に飲む事により内臓が疲弊していきます。
内臓が疲弊していくと内臓の外側にある筋肉が内臓を守ろうと固くなり、結果的にギックリ腰を発症しやすい状態になってしまいます。
これが内臓が原因のギックリ腰です。
精神
最後の精神的なものからくるギックリ腰は、主にストレスやギックリ腰を一度発症した人にある恐怖心が原因でギックリ腰になりやすいです。
どのようなストレスがあるかと言いますと、社会的ストレスや家庭的ストレスなど、ごく一般的なストレスを解消せず多く積み重ねてしまうと腰回りや背中周りの筋肉が固くなります。
これは一般の方のみならず、プロのアスリート選手なども試合前は試合への緊張感や周囲のストレスにより腰から背中周りの筋肉が固くなってきてしまうのです。
この腰から背中周りの筋肉が緊張した状態で負担がかかる動作をすると、ギックリ腰になりやすくなってしまいます。
恐怖心でギックリ腰になりやすい人は、ギックリ腰になるのを恐れて体全体に力が入ってしまい動きが固くなってしまう傾向があります。
ギックリ腰にならないように力を入れて動こうとしているのですが、かえってそれが悪循環になってしまい結果的に腰に負担がかかりギックリ腰を起こしやすくなるのです。
これが精神が原因のギックリ腰です。
いかがでしょうか?
これが全てではないですが、ギックリ腰に悩まされてる方はこれを読むだけでも新しい気づきや発見ができたのではないかと思います。
次回はギックリ腰の予防法についてお伝えさせて頂きたいと思います。
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