前回の記事でギックリ腰になった時の対処法について投稿させて頂きました。
正直どうすれば良いのかわからない方が多いと思います。
前回の記事を読んで頂き、実践して頂き、皆様の不安要素を少しでも取り除ければ幸いです。
前回、深呼吸(腹式呼吸)を10回〜20回するだけで深呼吸をする前より痛みが少し落ち着き歩きやすくなると説明をさせて頂いたのですが、今回はなぜ深呼吸をすると歩きやすくなるのか、
その事についてご説明をさせて頂きたいと思います。
ギックリ腰になったら深呼吸(腹式呼吸)
まず、ギックリ腰を発症すると人の体はどのような状態になるのかを先にお伝えさせて頂きます。
結論から先に言いますと、ギックリ腰を発症して腰に激痛が走るのですが、実は、
腰を痛めてる訳ではないのです。
え?と思われた方がたくさんいると思われますが、実際にギックリ腰になった方に痛みを訴えてる所を押してみてください。
全員とは言いませんが、押されても痛くない方が7割〜8割だと思います。
それはなぜかと言いますと腰の筋肉が傷ついて痛めてる訳ではないからです。
もし本当に腰の筋肉が傷ついているのであれば痛みを訴えている部分を押せば鋭い痛みが出るはずですし、内出血が出てきます。(皮膚の切り傷と一緒の状態になるはずです。)
では、どこが原因で痛みが出ているのかと言いますと、
お腹周りの筋肉なのです。
(勘が鋭い方はここである事に気づきます。)
皆様は自分の身に危険を感じた時、例えばボールが避けるのも難しいぐらいものすごい勢いで飛んできた時、知らない人が突然自分に向かって突進してきた時(なかなかないとは思いますが・・・)どうしますか?
色んな意見があると思いますが、そうなった時人間は無意識に力を入れて体全体を丸めて縮こまり守る体勢になります。
いわゆる防御反応を起こすのです。
この無意識の防御反応が物を持ち上げようとした時に、ピキッ!と鳴った瞬間、体が危ない!と判断し防御反応が作動してギックリ腰の場合はお腹周りの筋肉を固めてしまいます。
結果的にお腹周りの筋肉がカチカチに固まってしまっているので、身動きが取りづらくなり余計腰が痛くなったりそこをかばって別の筋肉や関節に負担がかかるのです。
そしてその防御反応で固くなったお腹周りの筋肉を唯一解除してくれるのが前回お伝えさせて頂いた、
深呼吸(腹式呼吸)なのです。
(上記の勘が鋭い方はこの答えを、お腹周りの筋肉です。の時点で気付いてます。)
深呼吸をする事によりお腹周りの筋肉を、内部から動かしていきます。
最初はうまくできないですが、大きくゆっくり10回、20回すると固まってたお腹周りの筋肉が少しずつ動きが出てきて呼吸がしやすくなってきます。
呼吸がしやすくなる=お腹周りの筋肉に動きが出る⇨お腹周りの筋肉が柔らかくなる⇨防御反応が解除できた、といった感じになるのです。
防御反応が解除できた体は個人差もありますが、全体の体の動きが動けるようになるので歩く動作の痛みが減りスムーズに歩けるようになるのです。
体を前に屈ませたり、寝返りの動作もこの深呼吸で変わる場合もありますが、実際変わらない場合が多いのでそこは当院でしっかり施術をさせて頂いて痛みを減らし予防、再発防止もできた良いと思います。
いかかでしょうか?
なぜ深呼吸がギックリ腰に有効なのかがわかったと思います。
ですが、これが全てではないのでもし仮にこの深呼吸で痛みが少なくなって良くなったとしてもまた再発する可能性は十分にあります。
当院はギックリ腰の痛みを取り除くのはもちろん、ギックリ腰の予防、再発防止により力を入れて施術、セルフケアをお伝えさせて頂いているので、ギックリ腰にならないセルフケアを知りたい!という方は下記のLINE、ご予約・お問い合わせフォームにてお問い合わせください。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院
嶋田大地
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