ギックリ腰の原因、ギックリ腰になった時の対処法、ギックリ腰になったら深呼吸(腹式呼吸)
と今までギックリ腰の事について投稿させて頂きました。
今回も皆様に役立つ情報をお伝えできたらと思います。
ギックリ腰シリーズ最後に一番大切なギックリ腰の予防法を皆様にお伝えさせて頂きます。
ギックリ腰の予防法⓵
ギックリ腰の予防法も色んな視点から見て色んなやり方、色んな意見が調べると出てきますが、この記事では大きく3つに絞りたいと思います。
こちらの3つです・・・
⓵腹式呼吸で腹圧を高める。
⓶背骨の胸椎の可動性を高める。
⓷股関節の可動性を高める。
この3つさえ日々意識して取り組めば8割ぐらい予防、再発防止になると思いますので順番にお伝えさせて頂きたいと思います。
今日は⓵の腹式呼吸で腹圧を高める。です。
⓵腹式呼吸で腹圧を高める。
前回の記事、ギックリ腰になった時の対処法
で、お伝えさせて頂いた深呼吸(腹式呼吸)をもっと意識的に取り組み力の入れ方、腹圧のかけ方をレベルアップさせたやり方がギックリ腰の予防に繋がります。
腹圧が高くなったお腹はどういう状態(形)なのかと言いますと、
小さい子どものぽっこりとしたお腹です。
元々私たちは、自然に赤ちゃんの頃から腹圧が高い状態を作る事が出来ていたのですが、体が成長していくにつれて筋肉がついてくるので腹圧が高い状態じゃなくても筋力で姿勢を保てるようになってしまいました。
そして少しずつ腹圧を高くする事を体は忘れてしまい、力任せな体の動きをしてしまうとギックリ腰になってしまうのです。
上記では生後1年も経たない子どものお腹を参考にさせて頂きましたが、大人になるとどういったお腹になるのか、それはどういう状態なのか、それがこちらです。(皆様ご存知の・・・)
お相撲さんなのです。
お相撲さんこそ大人の人間の中で腹圧が高いので強く真正面からぶつかり合うことができるのです。
腹圧がないと真正面からぶつかり合った時に下手すると背骨がポキッと折れます。
生まれたばかりの小さい子どもから体が大きいお相撲さんにまで必要不可欠な腹圧。
高い方が絶対良いです。
腹圧の重要さをわかって頂けたと思うのでギックリ腰予防の腹式呼吸をご説明させて頂きたいと思います。
・ギックリ腰予防の腹式呼吸のやり方
1.仰向けで寝て膝を曲げます。
2.1の状態から鼻から息を吸うと同時にお腹をパンパンに膨らまします。(※お尻の穴を締めながら)
3.パンパンに膨らましたら口から細く長く息を吐くと同時にお腹をペシャンコにします。(この時もお尻の穴を締めながらです。)
4.1の体勢から2、3を10回〜20回繰り返します。
上記の※の部分でなぜお尻の穴を締めながら腹式呼吸をするのかと言いますと締めることによってより腹圧を高くすることができるからです。
通常、腹式呼吸をするとほとんどの方が上下にしか腹圧をかけることしかできません。
ですが、お尻の穴を締めることにより上下+横に腹圧をかけることができます。
そうすると、お腹全体に腹圧をかけることができて腰にも優しく自分の筋肉でコルセットを作れるような状態になります。
この腹式呼吸ができるようになるとギックリ腰の再発率は大幅に軽減できるでしょう。
ただし、この腹式呼吸のやり方は難しく、しっかり腹式呼吸ができる人に確かめてもらわないと自分一人でも練習するのは難しいと思います。
これを読まれて少しでもギックリ腰にもうなりたくない、ギックリ腰の予防をしっかり自分でもできるようになりたいと思う方は下記のLINE、ご予約・お問い合わせフォームからお問い合わせください。
次回はギックリ腰の予防法⓶背骨の胸椎の可動性を高める。について投稿させて頂きたいと思います。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院
嶋田大地
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