こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボの嶋田です。
今回も慢性腰痛でお悩みのあなたに良いキッカケや良い気づきを与えられたらなと思います。
本当はこの慢性腰痛おまけ投稿は1回で終わる予定でしたが今回で3回目になるのでシリーズ化しました。(笑)
今回で慢性腰痛シリーズは一応最後になりますので、(一応です。笑)しっかり見て頂けたらなと思います。
慢性腰痛〜関係する筋肉〜おまけ⓷〜
今まで散々関係する筋肉の事をお伝えさせて頂きましたが、今回最後にお伝えする部分は筋肉ではありません。
関節です。
関節と言ってもたくさんあるのでどこの部分かと言いますと、
胸椎。
です。
以前投稿させて頂いた記事にも記載しましたが、改めてまたご説明をさせて頂きたいと思います。
人間の背骨は上から頸椎(首の骨)、胸椎(背中の骨)、腰椎(腰の骨)、仙骨(骨盤の骨)という順番で構成されています。
※字が汚くて申し訳ございません。
それぞれ上の図のような形で配列されています。
そしてこの中で最も可動性が必要な骨、関節が胸椎なのです。
体を捻る時などよく腰を捻ると言われる方がいますが背骨の構造上、腰を捻る事はまず不可能に近いと言われています。
なぜかと言いますと腰椎の回旋(捻る動き)可動域は5°〜15°しかないからです。
では、どこで人間は体を捻れているのかと言いますと、
胸椎なのです。
胸椎の回旋可動域はなんと腰椎の約6倍、30°〜35°まで回旋することができます。
本来は胸椎の可動域があった状態で、体の回旋運動を行うと腰椎にも負担がなく体を捻る動きができますが、
運動不足の方や体を反る動作が少ない方々は胸椎がものすごく硬くなっていることが多いです。
胸椎に硬さがあると胸椎の可動性が出ない分、本来回旋運動が苦手な腰椎が回旋しなくてはならなくなってしまい負担が蓄積していき慢性腰痛になってしまう事があります。
そうならない為にも日頃から胸椎の可動性を高めていく事が慢性腰痛の改善、予防の1つなのです。
では、早速胸椎の回旋可動域を高めるセルフケアをお伝えさせて頂きたいと思います。
⓵ベッドや床に仰向けで寝ます。
⓶仰向けの状態から足を股関節90°の角度に持ち上げそこから真横に足を倒していきます。
⓷足を真横に倒したら上半身も同じ方向を向き、両腕は前倣えの状態で両方の手のひらを合わせます。
※反対側から見た感じはこんな感じです。
⓸手を合わせた上の手を大きく反対側へ開いていくと共に目線も反対方向を向く。
⓹開いた状態でゆっくり大きく深呼吸を5〜10回していきます。
※息を吸う時は鼻から5秒かけながら吸い、息を吐く時は5秒かけながら口から細く吐きます。
⓺深呼吸をすると吐く時に少しずつ腕が下がっていきます。最後はベッドに腕がつきました。
どのストレッチにも言えることなのですが、ストレッチをして限界のところから深呼吸をするとさらに限界から可動域が広がっていきます。
深呼吸をすることでリラックス効果もあるのでより筋肉あ関節を伸びやすくして可動域を上げることができるのです。
いかがだったでしょうか?
胸椎がどれだけ体を捻る動きに対して関連しているか、胸椎の可動性の重要さがわかったと思います。
是非ご自宅で試して頂き良いキッカケや良い気づきの1つの材料となれば幸いです。
次回もお楽しみにしてください。
↓↓↓ご予約・お問い合わせはこちらをタップ↓↓↓
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院
嶋田大地
店舗一覧
↓予約したい店舗をタップして詳細をみる↓