こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
今回からお伝えさせて頂く箇所はどこかと言いますと、
膝です。
歩いている時、階段を昇る時、降りる時など様々な日常生活の場面で使われますし、
膝は腰の次か、腰と同じぐらい痛みや悩みを抱えている方が多いと思います。
ですが、ほんの少しの使い方の意識や動作の時の気をつける部分がわかっていると痛みが消失or軽減する事が大いにあるので膝に痛みや悩みがある方は是非読んでください。
階段を昇る時の膝の痛み
皆様は、階段を昇る時に膝の前側に痛みが出る事はありませんか?
40代〜60代の女性に多く、臨床上よくこの症状で悩みがある方が多いのです。
では、なぜ痛みが膝の前側に出る事が多いのかと言いますと、
太ももの前側の筋肉を多く使っているからなのです。
この太ももの前側の筋肉の名前は大腿四頭筋と言われる筋肉なのですが、この筋肉は骨盤から一旦膝のお皿に付着してそこから靭帯に変わり脛骨(すねの骨)の上部に付着します。
見てわかるように人間の筋肉の中でも大きい筋肉の部類に入りますので、力を入れるだけでも相当なパワーがあります。
そして、歩く時や階段を昇る時に繰り返し大腿四頭筋ばかりに力が入りすぎてしまうと付着部であるお皿の上や脛骨の上部に付着する部分が負担が蓄積していき痛くなってきてしまうのです。
なかなか痛みが引かず整形外科に受診するとレントゲンを撮りお医者さんから、
「変形性膝関節症だね」、「軟骨がすり減ってる」、「」「このまま悪くなると手術して人工関節にした方がいいかもね」など40代〜60代の方なら言われることが多くあると思います。
確かに、膝周りの骨が肉眼で見た状態でもすごく変形しているのであれば手術などの選択肢もありますが、ほとんどの上記のような膝の痛みは手術の必要はありません。
では、どうすれば良いのかと言いますと筋肉を使う優先順位を変えてあげれば良いのです。
膝の前側が痛い時は大腿四頭筋を優先的に使うようになっていることが多いので、
太ももの裏のハムストリングスを優先的に使うようにしてあげるだけで痛みが引きやすくなります。
やり方として以前投稿した、慢性腰痛〜関係すり下半身の筋肉⓶〜のセルフケアを実践すればハムストリングスが優先的に使われやすくなります。
⓵ベッドや床に仰向けに寝て軽く両膝を曲げます。
⓶軽く膝を曲げた状態から足首を両方反らします。
⓷足首を反らした状態から太ももと体が一直線になるように腰を浮かせそのまま5秒キープして降ろして、また5秒キープを5〜10回を2セットやりましょう。
⓸腰を浮かせた時にハムストリングスに力が入る感じがあればOKです。
これを実行した後で階段を昇ると膝の前側の痛みが消失or軽減していることがあります。
このことから関節の問題ではなくて筋肉の使い方の問題なのだなと考え方も切り替えることができ、何より手術をしなくても良いことになります。
これを知っているか知らないかで手術をするかしないかの大きな選択を見誤ってしまう事がありますので膝に痛みがある方は是非ともこれを読んで頂きたいです。
少しでもこの記事が膝の痛みで悩んでいる方に届いてくれれば幸いです。
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