こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
前回の記事はご覧になりましたか?
膝を曲げる時でも股関節が機能しているか機能していないかで大きく痛みも変化してくる。
というお話をさせて頂きました。
今回は膝の関節の特徴上の事や、その特徴に伴っての痛み、改善方法とお伝えさせて頂きたいと思います。
膝を曲げる時の痛み⓶
関節はそれぞれ形状があり各部位の関節によって形が異なってきます。
例えば、人間の関節の中で一番自由度が高く色んな方向に動かすことができる肩の関節は形状的には球関節という形状をしていて、
このような形をしています。
腕の骨の先端(肩側)が丸く球状になっていて肩甲骨の骨の凹みにはまるようになっていて分類状、球関節と呼ばれています。
では膝の関節はどのような形状をしているのかと言いますと、
蝶番関節と呼ばれる形状をしています。
蝶番と言いますと、皆様はドアの開閉の時についている金具を思い出すと思いますが、
まさに膝の関節もドアの蝶番と同じで開ける、閉める(曲げる、伸ばす)の2方向の動きしかありません。
なので膝の関節は肩の関節と違い自由度が少ない関節で特に捻る方向への動きはものすごい弱い関節なのです。
膝を曲げた時の一つの痛みの要因として、この捻りの動作、捻りながら膝を曲げてしまう動作が痛みを発生しやすくなってきてしまいます。
では、なぜ膝に捻りの動作が入ってきてしまうのかと言いますと、ふくらはぎの横の筋肉(腓骨筋)やスネの前の筋肉(前脛骨筋)が硬くなり膝に勝手に捻りの動作が入ってしまっている事が多いのです。
上の図の筋肉が硬くなった結果、無意識でも膝を曲げていくと捻り動作が入ってしまいます。
この筋肉の硬さが取れないといくら膝を真っ直ぐにして曲げようとしても捻りの動作が入ってしまいますので、この筋肉の硬さを取らなければなりません。
そこで上記の腓骨筋、前脛骨筋を伸ばすストレッチをご紹介していきたいと思います。
⓵まず、伸ばしたい方の足を捻挫させるような形で足の外側を床に着けます。
⓶足の外側を床に着けたら、上半身を前に倒していきベッドや机などに両手を着きます。
⓷ベッドや机に両手を着いたらさらに上半身を前に倒していくのですが、この時に頭が下がってしまう方が多いので頭は下げずに前を真っ直ぐ見ながら上半身を前に倒していきます。
⓸膝の外側からふくらはぎの外側にかけてストレッチ感を感じたら30秒キープして繰り返し3セットやりましょう。
このストレッチをすることにより腓骨筋、前脛骨筋を伸ばすことができて膝を曲げる時も捻りの動作が無くなり痛みが緩和しやすくなるので是非試してみてください。
いかがでしょうか?
膝の関節の特徴や膝を曲げた時の痛みに関係する筋肉など少しでも多く覚えて頂けたらなと思います。
この内容が少しでも皆様の役に立てたら幸いです。
次回も楽しみにしてて下さい。
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