こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
前回の記事はご覧になりましたか?
腸脛靭帯炎(ランナー膝)は内転筋の出力の低下により発症しやすくなる事とランナー膝の効果的な内転筋のセルフケアをお伝えさせて頂きました。
今回は膝の後ろ側を痛めてしまった時にどこをよく痛めてしまうのか?どのようなセルフケアをしたら良いのかをお伝えさせて頂きます。
膝の後ろ側の痛み
膝の後ろ側はたくさん痛める部分があるのですが、この記事では1つに絞っていきたいと思います。
ではどの部分を痛めてしまっているのかと言いますと、
膝窩筋と言われる筋肉です。
※膝窩筋はこの位置にあります。↓↓↓
膝窩筋はスネの骨(脛骨)から太ももの骨(大腿骨)の外側までついてる小さな筋肉です。
作用的には脛骨をわずかに内旋(内側に捻る動き)させたり膝を曲げるための補助的な作用
が主であまり目立たないですが、ものすごく重要な役割をしているのです。
膝は通常、完全に膝を伸ばしている時に脛骨は体の連鎖に伴って外旋(外側に捻る動き)方向に回旋していきます。
完全に膝を伸ばしている状態から曲げる時に脛骨は内旋しながら曲がっていくのですが、最初に内旋方向に働くのがこの膝窩筋なのです。
なので、この膝窩筋がうまく作用していないと膝を曲げようとする時に膝の骨同士がうまく噛み合わず痛みが生じたりスムーズに膝を曲げたりすることが困難になってしまいます。
では、なぜ膝窩筋を痛めてしまうのかと言いますと、
膝の伸展(膝を伸ばす)方向への筋力が強すぎてしまうと痛めてしまう可能性が高くなります。
膝の伸展方向の筋肉は、大腿四頭筋(太もも前の筋肉)、腸脛靭帯(太もも外側の筋肉)です。
上記2つの筋肉のパワーが強すぎてしまうと膝窩筋に常に伸張力が働いてしまいますし、膝を曲げようとする時に大腿四頭筋と腸脛靭帯のパワーが強い分、余計頑張らなければならなくなってしまうので痛めしまう可能性が高くなります。
膝窩筋を痛めてしまうと歩く時も膝を伸ばす時も痛みが出てしまい精神的にも辛くなってきます・・・
そこで膝窩筋に効果的なセルフケアを今回ご紹介させて頂きたいと思います。
今回ご紹介する膝窩筋のセルフケアには柔らかいボールか丸めたタオルなどで大丈夫なのでご用意してください。
⓵まずベッドや台など足をかけられる所に足をかけて膝でボールを挟みます。
⓶挟んだボールを潰すように膝に体重をかけていきます。
※体重を利用しつつ膝単体の力でも曲げていきます。
⓷5秒間ボールを潰して離してを5〜10回繰り返し行いましょう。
膝を曲げていく時に痛みがある時は無理せずにできる範囲で実践してみてください。
いかがでしょうか?
膝の後ろの痛みで悩みがある方は意外と多いと思いますのでこの記事が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
次回もお楽しみにしてください。
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