こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
前回の記事は読んで頂けましたか?
痛みのある動作に対して1つの関節だけを動かすのではなくて複数の関節を動かすと負担が分散される結果、痛みが出るリスクも低いですよと言うお話をさせて頂きました。
今回は体を捻った時に腰に痛みが出る事についてです。
体を捻った時はどこを痛めやすいのか、体を捻った時の腰の痛みに最適なセルフケアは何か、というのをお伝えさせて頂きたいと思います。
体を捻ると腰が痛い
まず体を捻る時はどこの関節を使って捻っているかと言いますと背骨の関節が捻るように動き体を捻ることができます。
以前の記事でもお話しましたが、背骨は上から頚椎、胸椎、腰椎、仙骨の順に並んでていて、
多くの方は腰の骨の腰椎が捻る事で体が捻ると思っている方が多いと思いますが、
※腰椎の回旋可動域5°〜15°
人間の体は腰椎で捻るのではなく胸椎で捻るのです。
※胸椎の回旋可動域30°〜35°
胸椎で捻るのですが、肩甲骨の位置により胸椎の回旋可動域も変わってきてしまいます。
どの位置が良いかと言いますと肩甲骨内転方向(内側に寄せる)です。
肩甲骨は外転方向に移動すると猫背になってしまい、内転方向に移動すると胸椎が伸展(伸ばされて)して姿勢が真っ直ぐになります。
胸椎は猫背の姿勢よりも胸椎が伸展した方が胸椎の回旋可動域が広がり機能的に使うことができるのです。
腰を反らす時も同じですが胸椎を伸展させてから後屈をした方が楽だという事をお伝えさせて頂きましたがこの時も大切なのが肩甲骨の内転になります。
肩甲骨と胸椎はとても密接な関係でどちらかの可動性が落ちてしまうともう片方も可動性が落ちてしまうのです。
では、その胸椎の回旋可動域を上げるには?肩甲骨を内転方向に動かすには?という部分のセルフケアをお伝えさせて頂きたいと思います。
⓵四角いボードや段差からつま先を出した状態で立ちます。
※普通に立っている時は多くの方が肩甲骨外転方向へ移動しています。
⓶胸が斜め上に引っ張られるような感じで突き出していきます。
⓷胸を突き出したまま手の平を外に返しながら肩甲骨を内側に寄せます。
※手の平を外側に返す事で肩甲骨が内側に寄せる意識がしやすくなります。
⓸肩甲骨を寄せた状態のまま体を捻っていきます。
この動作を左右5回ずつやりましょう。
1つ注意点として、つま先をなぜ出すかのかと言いますと地面に足全体が着いたまま胸椎を伸展しながら後屈すると腰を反りやすくなってしまうからです。
つま先を出すことで腰が反りにくくなり胸椎を伸展しやすくなるのでつま先を出しましょう。
いかがでしょうか?
体を捻る動作に肩甲骨が関係しているのは意外だったのではないでしょうか?
体を捻る時に痛みがある方は是非試してみてください。
次回もお楽しみに。
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