こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
前回の記事は読んで頂けたでしょうか?
背中の広背筋という筋肉が硬くなる事で肩こりの症状を強くさせてしまうお話をさせて頂きました。
今回ご紹介させて頂く筋肉は今まで大胸筋や広背筋など大きな筋肉をターゲットに肩こりの症状を和らげるようにしてきましたが、
今回は肩こりと関係していると考えるのには意外な筋肉ですのでしっかり読んで頂ければなと思います。
肩こりのセルフケア⓷
今回ご紹介する肩こりと関与している筋肉はこちらです。
前腕部の筋肉です。
こんなところが本当に関係するの?と思われる方が多いと思われますが、
とても関係しています。
我々も肩こりや肩に痛みがある方を施術をさせて頂く時は必ず上腕部、前腕部の筋肉の硬さを確認して肩の症状が強い人程、前腕部の筋肉が硬い人が多いです。
ではどのように関係するのか解説をしていきます。
前腕部の筋肉の中でも一番肩こりに関与する筋肉があります。
それが円回内筋と呼ばれる筋肉です。
この筋肉は前腕を内側に捻る(手のひらを下に向ける)作用があります。
前腕を内側に捻るとどうなるのかと言いますと、
この状態はまだ何も働いていない状態です。
円回内筋の作用により前腕が内側に捻られます。
前腕が内側に捻られる事により運動連鎖で上腕が内側に捻られます。
さらに上腕の捻りが入り次は肩も内巻きに捻られます。
上記のようなイメージで前腕を内側に捻る作用がある円回内筋が働くと運動連鎖により肩が内巻きに捻られてしまうのです。
この状態が長く続くと皆さんご存知の猫背になってしまい肩こりが発生しやすくなります。
前腕が内側に捻りそのままの状態で固定されてしまう仕事として上げられるのがデスクワークでキーボードを叩く時などずっと前腕部が内側に捻られています。
そして長時間同じ体勢でいると少しずつ円回内筋も硬くなりデスクワークが終わったとしても前腕を内側に捻ろうとする作用が強い為、猫背、肩こりになりやすくなるのです。
ではどうしたら円回内筋の硬さを柔らかくできるのかと言いますと、やはりセルフケアがとても重要になります。
早速円回内筋のセルフケアをここでお伝えしたいきたいと思います。
⓵壁の目の前に立ち、肩の高さと同じ位置の壁に手をつきます。
⓶着いた手を指が下向きになるように180度回転させます。
⓷壁に手を着きながら次は体全体を90度開きます。
この時に前腕部から上腕部にかけてストレッチ感があればOKです。
⓸余裕がある人はさらに体を開いていっても良いでしょう。
30秒しっかり伸ばしていき3セットやるようにしましょう。
いかがでしょうか?
痛みや気になるところが原因だと思いがちですが今回にのように実は気になるところ意外な部分が悪さを起こしてるケースもありますので是非参考にして頂けたらと思います。
次回もお楽しみにしてください。
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