こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
前回の記事は読んで頂けたでしょうか?
肩こりには関係無さそうな前腕部の筋肉が運動連鎖により結果的に肩こりに関係しているということを投稿させて頂きました。
今回も肩こりに関係する筋肉をご紹介させて頂くのですが、またしても前腕部と同じようにそこも関係するの?という箇所なのでしっかり内容を見て頂けたらと思います。
肩こりのセルフケア⓸
今回ご紹介する肩こりに関係する筋肉はこちらです。
横隔膜です。
横隔膜という言葉をなんとなく聞いた事がある人は多くいると思います。
主に呼吸をする時に使われる筋肉です。
横隔膜は肋骨の内側、胸骨の内側、腰椎の内側の3つの骨の内側にへばりついていて働いていない時はドーム状の形をしています。
横隔膜が収縮するとドーム状の形が下方向に平らになるように働きます。
そうすると横隔膜の上にある肺と横隔膜の間にスペースができて肺に空気が入るようになっているのです。
ではこの横隔膜がどのようにして肺と関係しているのかと言いますと、
横隔膜が意識的に使えているか使えていないかで肩こりに関与してきます。
ここで2つの呼吸の種類のお話をします。
まず1つ目は主に胸から肩周辺の筋肉を使った胸式呼吸という呼吸と
お腹周辺の筋肉を使った腹式呼吸という2種類の呼吸があります。
ほとんどの人は無意識に胸式呼吸になっていて呼吸に意識している人は腹式呼吸を取り入れている人が多いです。
そしてこの二つの呼吸でどちらが横隔膜を意識的に使えているのかと言いますと、
腹式呼吸の方が横隔膜を意識的に使えているのです。
人間は1日に約2万回呼吸をします。
深呼吸をするとわかるのですが、胸式呼吸で深呼吸をすると胸から肩全体の筋肉が収縮しながら上方向へ上がってしまいます。
なので胸式呼吸で生活をしていると呼吸をするだけでも2万回胸から肩の筋肉が収縮しているので腹式呼吸よりも肩こりの症状が出やすいのです。
逆に腹式呼吸の場合ですと、横隔膜をしっかり使い腹圧を高めながら呼吸をしていきますので胸から肩に力が入らない状態で呼吸ができるので腹式呼吸の方が肩こりの症状が出にくくなります。
なので腹式呼吸を意識して横隔膜を使えた方が肩こりの症状を抑えることができるのです。
ここで腹式呼吸の簡単なセルフケアをご紹介していきたいと思います。
⓵ベッドや仰向けに寝て軽く膝を曲げます。
⓶寝た状態からお尻の穴を閉めつつ息を吸うと同時にお腹をパンパンに膨らませていきます。
※お尻の穴を閉める理由はより腹圧を高めるためです。
⓷お腹をパンパンに膨らませたら次は逆に息を吐くと同時にお腹をペシャンコにさせるイメージで凹ませていきます。
⓸息を吐き切ったら再度⓶を繰り返します。
セット数は特に決めておらず10回やって20秒〜30秒休憩してを10分間やりましょう。
いかがでしょうか?
呼吸も肩こりに関与してくる事は多くの人が知らなかったのではないでしょうか?
是非実践して頂き多くの人が少しでも良い方向に向かっていけたら幸いです。
次回もお楽しみに。
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