こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
今回お伝えさせて頂く内容は膝の内側の痛みを約1分間のセルフケアで改善できる方法をお伝えさせて頂きたいと思います。
膝の内側には内側側副靱帯や半月板など痛めやすい軟部組織があります。
痛めてしまう原因は様々なのですが、結果的に内側側副靱帯や半月板などを痛めてしまうことが多いのです。
その痛めてしまう様々な原因の中で意外と皆さんが知らないような部分をご紹介させて頂きたいと思います。
まず、膝の構造、動きを簡単にご説明させて頂きます。
膝関節は大腿骨(太ももの骨)、脛骨(ふくらはぎの骨)、膝蓋骨(お皿の骨)の大きく3つの骨で構成されています。
どのような動きをするのかと言いますと、蝶番のような形をしているので一軸方向の動き(曲げたり伸ばしたり)のみの動きを主としています。
なので、真っ直ぐ曲げ伸ばしができていると膝に負担がかからないのですが、
捻る動きが入ってしまうと膝にかなり負担がかかり痛めてしまうことが多いのです。
では、なぜ捻る動きが入ってしまう事があるのかと言いますと、
膝の上下の可動性関節(股関節と足関節)の捻る動きが悪くなってしまって代償動作として膝が捻らなければならなくなり膝を痛めてしまうのです。
今回お伝えさせて頂くセルフケアは足関節の動きを良くして膝の内側の痛みも改善するセルフケアをお伝えさせて頂きます。
その前になぜ足首の動きが硬くなってしまうのかと言いますとこの筋肉が足首の動きを制限させていることが多いです。
後脛骨筋です。
後脛骨筋はスネの骨の間(脛骨と腓骨の間のふくらはぎの中心)から足首の内側の骨に付着する筋肉です。
この筋肉は足首を内側に捻る動作の時に働く筋肉で硬くなってきてしまうと足首の動きが悪くなってきてしまいます。
そしてこの筋肉はなかなか表面上には出てこない筋肉なのでただ単にふくらはぎのマッサージなどをしても緩ませにくい筋肉なのです。
ではどのようにしたら後脛骨筋を緩ませることができるのか解説していきたいと思います。
・後脛骨筋のセルフケア
①内くるぶしに手の小指を当てます。
②先程小指を当てた内くるぶしから指4本分上にポイントを移動します。
③スネの骨と筋肉の部分の間の部分に指を当てます。
④指を当てたらそのまま骨と筋肉の間に30秒間圧を加えていきます。
⑤30秒圧を加え終えたら少し上にずらしてまた30秒圧を加えていきます。
⑥ある程度上まで行ったら最初の位置に戻り次は圧を加えたまま10秒間足首を回していきます。
⑦足首を回すのも少しずつ上に上げていきましょう。
このセルフケアは痛みをかなり伴いますので痛すぎない範囲でやってみてください。
膝の内側が痛いので膝の内側に原因があるのかと思いきや、実は股関節の動きが悪くて膝の内側に痛みが出たり足関節の動きが悪くて膝の内側に痛みが出たりしますので、
痛みが出た部位の上下の関節の動きがいかに影響されるかが分かったと思います。
今回ご紹介したのは膝の痛みのほんの一部分なので、まだまだこれから色んな原因で出た痛みに対してのセルフケア、対処法をお伝えさせて頂きたいと思います。
次回もお楽しみに。
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