こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
今回は慢性痛と肥満の関係についてお伝えさせて頂きたいと思います。
前々回お伝えさせて頂いた交感神経が高まる事によって起こる体の変化が
実は肥満とすごく関係していて更に慢性痛(慢性炎症)ともすごく関係しているのです。
人間は過剰なストレスを受けると交感神経がずっと活発な状態が続いてしまいます。
この事は前々回の記事でお伝えさせて頂きましたが、
その状態が続いてしまうと副腎からグルココルチコイドというホルモンが分泌されます。
このグルココルチコイドというホルモンが分泌されると空腹感が増してしまい過食をしてしまいます。
ストレスが溜まると食べ物をたくさん食べて解消をしようとする方がいると思いますが、実は体の中ではこのようなホルモンが働いていたからなのです。
そして過食が増加すると脂肪組織が増殖して肥満傾向になり
増殖した脂肪組織からサイトカインと言われる生理活性物質が分泌されてその影響により炎症が誘発されます。
炎症が誘発されて慢性的に炎症が続いてしまうと慢性炎症になってしまうのです。
慢性炎症になってしまうとインスリン(血糖値を下げるホルモン)耐性が影響を受けてしまい内臓脂肪蓄積が促進されてしまい、
更に成長ホルモン、カテコラミン、テストステロンなどと言った
脂肪燃焼や筋肉の成長に欠かせないホルモンを低下させてしまって悪循環が生まれてきてしまいます。
なので慢性炎症は脂肪細胞増加の要因となりますが、逆の観点から見ると脂肪細胞の増加は慢性炎症の継続的要因の一つとなるのです。
長期化してきてしまうとメタボリック症候群、早期老化、生活習慣病、自律神経失調症のリスクも増加させてしまいます。
もしかしたら皆さんの周りにいるかもしれませんが、
あまりにも太りすぎてしまっている方は怪我をしても治りにくかったり、慢性的な腰痛がずっと続いてしまっている方が結構多くいて
脂肪細胞を減らす事によって怪我が治りやすくなったり、ずっと続いていた慢性腰痛が改善したケースも多くあります。
肥満にならない方が良いですが、その前になぜ肥満になってしまったのか?
なぜ過食をしてしまうのか?
以前は治っていた痛みがなぜ治りづらくなってしまったのか?
っという事を考えると上記の事も考えられますので
慢性痛がある方は今のご自分の状況と照らし合わせてみて下さい。
慢性痛は様々な要因が考えられますので上記の事について当てはまらない場合であれば
他の要因も考えられますのでその時は下記からお問い合わせ下さい。
次回もお楽しみに。
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