こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
今回は姿勢の事についてお伝えさせて頂きたいと思います。
皆さん、姿勢を良くする時にどこを意識して姿勢を正そうと思いますか?
猫背を正してみたり、骨盤を正してみたり、立つ位置の重心を変えてみたり、
色々実践されていると思いますが
姿勢を正していく為に実は舌がとても関与している事をこれからお伝えさせて頂きます。
日常生活の中でどんな時に舌を使うのかと言いますと
主に食物を飲み込む際や言葉を喋る際に使われています。
なので私たちは食物をスムーズに食べることができたり言葉を喋る事ができるますし
舌は味覚を感じる受容器でもあるので食物の味がわかります。
舌は人間の体の中の小さい一部ですが、
消化器、運動器、感覚器といった大きく3つの体の器官を担っているので
とても重要なのです。
先程、どんな時に舌は動くのかという事についてお伝えしましたが
実は動いていない時の舌の位置がとても重要で
ある部分に舌が接地しているととても良いと言われています。
それは上顎です。
上顎の位置でもスポットと言われる前歯の少し後ろの部分に舌先がつくのが一番理想的なのです。(歯並びにもとても関与してきます。)
舌を動かしていない時にこのスポットに舌先が当たっているかどうかを外見で判断する事もできます。
人の顔を横から見た時に
顎から喉のラインがしっかり湾曲していると舌先がスポットに着いている状態と言えます。
一方、舌先がスポットについていないと
顎から喉のラインが一直線に見えるか脂肪がついていて太っているように見えます。
外見上から見た時にこのような変化を見る事ができるのです。
上記の事を見て早速上顎に舌をつけようとする方がいますが、
実際やってみると無意識の状態で上顎についている方とついていない方が存在します。
この両者の最も大きな違いは呼吸の仕方です。
鼻呼吸で呼吸をするか、口呼吸で呼吸をするかで舌の位置が変わってきます。
ここで試しに鼻呼吸で1度大きく深呼吸をしてみてください。
息を大きく吸った時に上顎に舌がピタッとくっついたと思います。
では逆に口呼吸で深呼吸をしてみてください。
上顎に舌がついていると酸素を取り込むのに邪魔になってしまう為
舌を下に下げながら呼吸をします。
なので口呼吸よりも鼻呼吸の方が舌が上顎につくので
まずは鼻呼吸を日常生活で自然とできるようになる事がベストなのです。
ではこの事が姿勢とどのような関係があるのかと言いますと、
まず口で呼吸をする時は口を開けないと呼吸ができませんので口を開けます。
口を開けると顎が動くのですが、顎を動かす為に人間は無意識に顎を前に出します。
顎を前に出すと必然的に頭部も前方に傾いてしまい
前方に傾くと頚椎伸展(首の骨が反っている状態)、上部胸椎後弯(背中が丸くなる)、
骨盤後傾(腰が丸くなる)が体の連鎖反応で起きてしまいます。
この状態を外から見ると一般的に姿勢が悪い状態になってしまうのです。
なので鼻呼吸をしっかりできた方が顎が開かないので頭部が前方へ傾いてしまう可能性が少なくなり悪い姿勢になりにくくなりますし舌も上顎につきやすくなります。
さらに細かく舌の位置で起こる体の影響をあげますと
①歯並び
②滑舌
③虫歯、口臭
④顔の形
⑤姿勢
⑥関節可動域
⑦目の動き
⑧呼吸
⑨精神状態、内臓状態
舌の位置を変えるだけで約9つの体の変化があります。
冒頭にもお伝えしましたが舌は人間の体にとってとても大切な器官になりますし
少しの意識、変化で体に及ぼす影響がたくさんありますので
これを機に日々の生活で舌の位置と呼吸を意識して頂けたら幸いです。
また皆さんに役に立つ体の事がありましたらお伝えさせて頂きます。
次回もお楽しみに。
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