こんにちは。
整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院の嶋田です。
今回は正座する時に起きる膝の痛みを軽減するセルフケアについてお伝え致します。
皆さん、このような経験はないでしょうか?
・正座をしようと足を折り曲げますが、膝が痛くて正座ができない。
・正座はできるが膝の裏に何か挟まっている感じがする。
・正座をしようとするとお皿の上が突っ張ってしまい正座がしにくい。
などなど正座という動作に対して膝の痛みや違和感、制限を感じる方が多くいると思います。
元々正座自体が膝に負担がかかりやすい座り方なのでオススメはしませんが
日常生活でしなければならない場面や習い事(茶道など)でありますので正座ができていた方が良いですよね。
早速、なぜ正座する時に膝に痛みが出てきてしまうのかと言いますと、要因は様々考えられますが
膝蓋骨上部(お皿の上)の大腿四頭筋付着部(太もも前の筋肉が着く部分)が硬くなって膝の曲がりが悪くなり痛みが出てしまっている事が多いのです。
では、なぜこのお皿の上部の部分が硬くなってしまうのかと言いますと、
軽く膝が曲がる時に一番力が入り筋肉が硬くなる場所だからなのです。
ここで皆さん、実際に立って頂いて軽く膝を曲げた状態のままお皿の上部を触ってみましょう。
いかがでしょうか?
太ももの筋肉よりもお皿の上部の筋肉の方が硬くなっていると思われます。
これが意図的ではなく無意識で膝が軽く曲がってきてしまう方もいます。
では、なぜ曲がってきてしまうのかと言いますと、これも要因は様々ありますが、
胸椎後弯→腰椎後弯→骨盤後傾→膝関節屈曲位といった体の姿勢からくることがほとんどです。
なので背中が丸くなっている方は膝が曲がりやすくお皿の上が硬くなって正座をする時に痛みが出てしまうのです。
本質的に改善をしていくのであれば体全体の姿勢や可動域を広げていくのも必要になってきますが
お皿の上部の硬さを柔らかくしていくのも必要です。
なので本日はお皿の上部の硬さを柔らかくするセルフケアをお伝え致します。
・お皿の上部を柔らかくするセルフケア
①足が伸ばせる場所に座り膝の裏にタオルやクッションを敷いて膝が軽く曲がるように膝を伸ばす。
②細くて硬いもの(リモコンの淵でも良い)をお皿の上に当てる。
③お皿の上に当てたら太ももの筋肉の方向へ筋肉をすり潰すように擦っていく。
④筋肉を同じ方向に擦ったら左右にずらしながら更に擦っていく。
上記のセルフケアをした後に正座をしてみましょう。
いかがでしょうか?
先ほどよりかは正座がしやすくなったと思います。
お皿の上部の硬さは膝の曲げ伸ばしの可動域、痛みにすごく関係がありますので膝に痛みがある方は知識の1つとして覚えておいても良いと思います。
是非、正座をする時に膝に痛みがある方は試してみてください。
次回もお楽しみに。
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