皆様こんにちは。
前回の記事で慢性腰痛に関連する筋肉シリーズを終わりにしようと思ったのですが、
1つ慢性腰痛に関係する大事な筋肉をお伝えするのを忘れていました。
ちなみに前回の記事はこちらです。↓↓↓
なので、今日はその慢性腰痛に重要な筋肉についてお伝えさせて頂きたいと思います。
慢性腰痛〜関係する筋肉〜おまけ〜
今回ご紹介する筋肉は普段皆様があまり意識しない部分であり、一般の方からしたら認知度が低い筋肉なのでよく読んで頂きたいです。
その筋肉の名前は、
大腿筋膜張筋
です。
この筋肉を一般の方が知っていたらすごいと思います。
多くの方が知らないと思いますので筋肉の場所はこちらです。↓↓↓
この大腿筋膜張筋は骨盤の外側から太ももの骨(大腿骨)の外側に付着していて、主に股関節を外側、前側、内側に捻る時に働きます。
前回お伝えさせて頂いた大臀筋やハムストリングスや内転筋などに比べると小さい筋肉なのですが、
この大腿筋膜張筋が硬くなってしまうと慢性腰痛になりやすいケースが多いです。
では、どのような状態になると大腿筋膜張筋が硬くなってきてしまうのかと言いますと、
骨盤後傾の姿勢で長時間いると硬くなってきてしまいます。
骨盤後傾の姿勢というのはどういう状態なのかと言いますと、
このような感じで骨盤が後ろに傾くと同時に上半身が猫背になるのが特徴です。
では逆に骨盤前傾の姿勢はどういう状態なのかと言いますと、
このような感じで骨盤が前傾に傾くと上半身がしっかり胸を張れてるのが特徴です。
以上の事から何が言えるのかと言いますと、
上半身猫背=骨盤後傾=大腿筋膜張筋が硬くなる。
上半身胸が張れてる=骨盤前傾=大腿筋膜張筋が硬くならない。
つまり、猫背の姿勢を長時間していると大腿筋膜張筋が硬くなってしまうという事なのです。
上記の事からもいかに猫背の姿勢で長時間いる事が大腿筋膜張筋を硬くさせ、慢性腰痛になりやすくさせてしまう事がわかると思いますし、
しっかり胸を張って背中を寄せる(背骨を反る)動作が重要かがわかると思います。
ですが、いかに長時間同じ姿勢でいない事を心がけても現実問題デスクワークの方とかは仕事に集中すると長時間で同じ姿勢になっている事が多いので、
ある程度大腿筋膜張筋も硬さが出てしまうものです。
そのような方にとって是非やって頂きたいストレッチがあるのでそれをご紹介していきたいと思います。
こちらです。↓↓↓
⓵まず、ベッドや椅子に座って頂き伸ばしたい方の足をもう片方の膝の上に乗せます。
⓶乗せた方の足の膝を下方向に自分の手で押していきます。
⓷手で膝を押しながら、反対方向に体を倒していきます。
⓸体を反対方向に倒していき、反対方向の腕を下に流していくとさらにストレッチ感が強くなります。
大腿筋膜張筋周囲(股関節の真横あたり)に筋肉が伸ばされている感覚があればOKです。
この状態を15秒〜20秒キープして元に戻すのを3セット繰り返しやっていきましょう。
このストレッチは普段あまりやる事がないストレッチだと思いますので、筋肉が伸ばされている感覚を感じるのが少し難しいです。
ですが、何回も繰り返しやるうちに筋肉が伸ばされている感覚が少しずつわかってきますので、
最初は難しいですが是非続けてみてください。
いかがだったでしょうか?
聞きなれない筋肉、普段やることがないストレッチなど様々な要素が今回の記事にあったのではないのかと思います。
是非参考にして頂いて皆様が良い方向に行く為の少しのキッカケになってもらえれば幸いです。
次回もお楽しみください。
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嶋田大地
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