前回までのギックリ腰予防シリーズは見て頂けましたでしょうか。
少しでも皆様のお役に立って参考にしていただければ幸いです。
前回まで、急性の腰の痛み(ギックリ腰)について様々な事を投稿させて頂きましたので、今回は慢性的な腰の痛みについて投稿させて頂きたいと思います。
慢性腰痛
まず最初に、慢性腰痛の慢性という言葉はそもそもどんな意味なのかと言いますと、
「痛みの強さはあまり強くないが長期的に痛みが長く続いている痛み」という意味です。
慢性腰痛はギックリ腰よりも様々な要因や原因が多く存在していて原因を探るとなりますととても大変な作業になります。
よく姿勢を正せば良くなるとお伝えする方もいますし、筋肉が固くなっているので筋肉をほぐして柔らかくすれば良くなるとお伝えする方も多いです。
ですが、実際姿勢を正したり、筋肉をほぐすだけでは良くならないケースも多くあります。
もちろん姿勢を正したり、筋肉をほぐすだけでも今まであった慢性腰痛の痛みが軽減したり無くなったりすることはあるのですが、それが全ての原因ではないのです。
では、他にどんな要素があるのかと言いますと、
環境(仕事、家庭)、精神的ストレス、記憶、体の連動性、長時間の同じ体勢(姿勢が良くても)など、この要素以外にもたくさんありますが様々な要素があります。
この上記の中で、今すぐ意識して変えられる要素、今すぐは変えられない要素があります。
変えられない要素⇨環境、精神的ストレス、記憶、
変えられる要素⇨体の連動性、長時間の同じ姿勢
です。
環境、精神的ストレス、記憶などの変えられない要素は主に外部からの刺激の要因が多いので変わろうと思っても今すぐにはなかなか変えられません。
例えば、職場環境や家庭環境が原因で慢性的な腰痛を引き起こしている可能性があると判明したとします。
じゃあ今すぐ仕事を辞めよう、今すぐ家を出よう、ということになってしまいますので現実的に難しいと思います。
では、少しでも今すぐ変えられる要素として何があるのかと言いますと、
体の連動性と長時間の同じ姿勢を改善することなのです。
この上記の二つは変えられない要素と違い、内部からの刺激によって変えられる事ができます。
例えば、前回の記事で記載させて頂きました股関節の機能性の事でしたり、猫背の体勢でずっと長時間過ごしてしまったりが原因で慢性腰痛を引き起こしているのであれば、
これらの事は自分の意識次第で変えられる事ができます。
このように内部からの刺激で変えられる事を日々意識して生活を続けていると自分の姿勢のクセや動きのクセというのがわかり、慢性腰痛の改善のヒントやアイデアに繋がるのです。
そして長時間の同じ姿勢=猫背。と考えがちで猫背が絶対的な悪と考えてしまう方も多いと思いますが、猫背は決して悪い姿勢ではないのです。
では、悪い姿勢とは?
という部分を次回の記事でご説明させて頂きたいと思います。
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整体院ペインクリニカルラボ綱島駅前院
嶋田大地
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